
はじめに
アニメーションスタンプやアニメーション絵文字の制作は難しいイメージがありますが、実は静止画スタンプや絵文字を作ったことがある人であれば誰でも簡単に作れます。
今回は、クリエイターレベルがワンランク上がった(気になれる)、アニメーション制作方法についてご紹介します(筆者も初めての挑戦でした 汗)。
おすすめポイント
● 少し動かす(アニメーションさせる)程度であれば必要な画像点数は意外に少ない。
● 特にクリスマスや年末年始といったシーズンで、静止画系よりも
アニメーション系の売上が高い傾向にある。※
● 申請数が多い静止画系よりも、アニメーション系がランキング上位を狙いやすいと言える。
近日中にリリース予定のアニメーション絵文字、そして、年末年始に備えてアニメーションの作り方を覚えておきましょう!
※ この記事で、アニメーション系とは「アニメーション,ポップアップ,エフェクトスタンプ」、静止画系は「通常,BIG,カスタム,メッセージスタンプ」のことを指しています。
アニメーションの作り方
筆者は今回、アニメーション絵文字のリリースに照準を合わせて制作に挑戦しました!
LINEクリエイターズマーケットの画像登録画面を確認すると、今回はAPNG(アニメーションするPNGデータ)が必要とのことです。
なるほど。。
通常の静止画絵文字でも必要だったPNG(画像)データを複数枚つなげてアニメーションさせるイメージでしょうか。
筆者は残念ながら絵があまり得意ではないので、朝食で食べたバナナの写真の角度を一コマずつずらした画像を6枚準備する作戦です!
(2枚以上の異なるデザインや配置のPNGデータが準備できればアニメーション化が可能みたいです。)
完成イメージはこんな感じです。
どうでしょう!?
特に意味はないですが、バナナが回っているのはもしかしたら可愛いのではないでしょうか。。!
この6枚の画像データをつなげるのは、他社様の画像編集ソフト「アニメ画像に変換する君」を使用させていただきました。
▼「アニメ画像に変換する君(無料)」ダウンロード |
画像をつなげる「アニメ画像に変換する君」の操作について
「アニメ画像に変換する君」の操作がびっくりするくらい簡単でした!
1.画像を動かしたい順番に選択して入れるだけ!
準備した静止画像を「アニメ画像に変換する君」に動かしたい順番に選択してドラッグ&ドロップします。
2.フレームレートを調整する
フレームレートとは簡単に言ってしまうと画像が切り替わるスピードのことです。
早すぎると目が回りそうなので、デフォルト「20:」の値を「3:
」まで下げました。
再生ボタン「▶」でプレビューもできます。
「アニメ画像を保存する」をクリック。
名前と保存場所を決めて「保存」クリック。
3.エラーメッセージを確認して再調整
ここで2件のエラーメッセージが表示されました!
ループ回数を「4」から「2」に変更すると再生時間が4秒になりました。
2つ目のエラーメッセージは画像サイズについての指摘ですが、今回作っているのはアニメーションスタンプではなくアニメーション絵文字なのでそのままで問題なさそうです。
再び保存した後、画像データをLINEクリエイターズマーケットに登録します。
4.LINEクリエイターズマーケットで画像のアップロード
「Upload」をクリックして、先程作ったデータ「banana7.png」を選択。
無事にアップロード完了(^^)
あと「リンゴ」や「キウイ」、好きなフルーツの写真を集めて、、、私でもオリジナルの「動くフルーツ絵文字」を販売できそうです♪
まとめ
絵文字はスタンプより画像サイズが小さいので、例えば「キャラの顔だけ作る」「フォントを揺らす」といった工夫をすることで、スタンプほど動きを作り込む必要がなくなります。アニメーション自体が初めての私でも、アニメーション絵文字はとても作りやすかったです!
ぜひ初心者の方もトライしてみてください!!
アニメーション絵文字の審査受付中です!
2021年10月11日、アニメーション絵文字の審査受付を開始となりました!
審査ルールでは、過去にご自身で作った静止画絵文字のリメイク(アニメーション絵文字化)でもOKです!
ぜひこの機会にトライしてみてください!
制作ガイドライン:https://creator.line.me/ja/guideline/animationemoji/
1週間限定、10ポイントバックキャンペーン実施
アニメーション絵文字は、近日中に販売開始となります。
販売可能日より1週間限定で、日本のユーザー向けにアニメーション絵文字の購入を促進する『LINE10ポイントバックキャンペーン』を開始いたします。
ユーザーからの購入数増加が期待できる期間となります。この機会にアニメーション絵文字の販売をご検討ください!