抜群のプロポーションを誇るクマが、全身で感情を表現するアニメーションスタンプ「けたたましく動くクマ」。
ユニークな動きとかわいらしいキャラクターが反響を呼び、昨年末の「LINE Creators Stamp AWARD 2016」で特別賞を受賞しました。
さっそく作者のたかださんに、今回のバズの裏話やキャラクタープロデュースのコツ、そして初めて明かされるスタンプ制作秘話を伺いました!
直筆のサイン色紙もセットでお贈りします。
2017年2月15日(水)~2月20日(月)23時59分まで
2017年2月15日(水)~2月22日(水)23時59分まで
キャンペーン期間の表記に誤りがありました。訂正してお詫び申し上げます。
※2017年2月21日(火)訂正
たかだ
20代前半。愛知県在住の大学生。
ユニークな動きとかわいらしいキャラクターが反響を呼び、昨年末の「LINE Creators Stamp AWARD 2016」で特別賞を受賞しました。
そして現在、そんな「けたクマ」の音付きアニメーション動画が、世界中で再生されて注目を集めています!
音つけてみた pic.twitter.com/CY4He6tMgO
— たかだ@けたたましく動くクマ (@takadabear) 2017年1月16日
さっそく作者のたかださんに、今回のバズの裏話やキャラクタープロデュースのコツ、そして初めて明かされるスタンプ制作秘話を伺いました!
イラスト未経験からスタート。1カ月で動くスタンプ完成?!
――イラスト歴や、スタンプ作成のきっかけを教えてください。
たかだ:いままでイラストの経験は特になくて、趣味で落書きをする程度でした。
LINEスタンプを作るようになったのは、去年の夏に「アニメーションスタンプ販売開始」のお知らせを見たことがきっかけです。
自分は大学生なので、学校の夏休み期間を利用して作ろうと思いました。
――全くの未経験の状態から、どのようにスタートしたのでしょうか?
たかだ:完全に独学ですね。「SAI」というペイントソフトをダウンロードして、インターネットで使い方を調べました。
ちなみに「けたたましく動くクマ」シリーズの第1弾は、ソフトの1カ月無料お試し期間内に完成させたものなんです。
このコミカルな動きを1カ月で作成とは、驚きです!
――アニメーションスタンプは難易度が高いという声を聞きますが、なぜ短期間で作成できたのでしょうか?
たかだ:高校の頃からパラパラ漫画を描くことが好きで、よく学校の友だちを題材にした物語を作っていました。ページをめくってシーンを動かす技術は、アニメーション作成にも共通する部分が多いので、もしかしたら当時の遊びが役立っているのかもしれません(笑)。
――「けたたましく動くクマ」の誕生エピソードを教えてください。
たかだ:かわいいものよりもシュールなものが好きなので、最初はもっと気持ち悪いスタンプを作るつもりでした。
でも、ランキング上位に登場するスタンプってかわいい系が多いじゃないですか(笑)。
自分好みのキャラクターだと、人気が出ないかも……と思ったので「動きがユニークなかわいいクマ」という現在のコンセプトに落ち着きました。
朝目覚めたら大ヒット。「けたクマ動画」バズの裏話とは
――いま世界で注目を集めている、音付きアニメーション動画を作成したきっかけは?
たかだ:「LINE Creators Stamp AWARD 2016」の副賞で、動画編集ソフトをいただいたことがきっかけです。
ファンの方から「キャラクターが音楽に合わせてリズミカルに動いたらおもしろそう」というTwitterコメントをもらっていたので、試しに作ろうと思いました。
特別賞受賞の喜びを全身で表現するたかださん。
たかだ:自分としては、本当に軽い気持ちでTwitterにアップしたのですが、普段のツイートよりも反応のスピードがはやくて。その日の夜「すごいなあ」と思いながら寝たら、翌朝スマホの通知が大変なことになっていました(笑)。
――世界で有名な「9GAG」という動画投稿サイトにも取り上げられたんですよね。
たかだ:そうなんです。友人から「けたたましく動くクマの動画が載っている」と連絡がきて驚きました。
――では、最初からコンテンツとしてヒットさせようという狙いがあったわけではないのですね。
たかだ:ありがたいことに、自分の知らぬ間にどんどん広がっていた感じです。
ちなみに今回ヒットしたのはクマの動画ですが、その前に「けたたましく動くペンギン」というキャラクターのミュージックビデオを作っていて。
「けたたましく動くぺんぎんのテーマたち」というプロジェクトに関わらせてもらいました!
— たかだ@けたたましく動くクマ (@takadabear) 2016年12月9日
↓YouTubeでクマよりも気持ち悪いペンギンが踊り狂ってます!https://t.co/MavUDNwg7q#けたたましく動く #ぺんぎん #石原佑里子 #ぁゆゆん #ガングロ pic.twitter.com/O29m6mWj6v
たかだ:画面の端っこでペンギンが踊り狂っている動画なのですが(笑)。LINEスタンプのランキングを見たレコード会社の方が、上位にいた自分を見つけてオファーしてくださったんです。
そういう意味では、自分のキャラクターが“スタンプ”という枠をこえて“コンテンツ”になりつつあるのかなと思います。
「たかだ」は2人いた?! プロデュースの極意は“統一感”と“客観性”
――アニメーションスタンプを作る上でこだわりはありますか?
たかだ:スタンプ第1弾を作ったときは、単純におもしろければいいと考えていたので、ポーズは適当だし顔もバラバラでした。
でもクマがコンスタントに愛されるには、統一感が必要だということに気づいて。いまはキャラクターとして成立するように、細かい部分にも気を配っています。
あとは気持ち悪くなりすぎず、かわいくなりすぎずのバランスですね。
――昨年末のアワードで「変な動きをするのが好き」とおっしゃっていましたが、ご自身の動きを参考にしているのでしょうか?
たかだ:基本的に自分の動きを参考にしているのですが、クリエイター活動をする上で自分の存在は前面に出さないようにしています。あくまでも、ファンの方はキャラクターを好きでいてくれているので、特定の人間の動きを感じさせないよう気をつけています。
――たかださんは、物事を俯瞰(ふかん)で見る能力に長けていらっしゃいますね。
たかだ:このスタンプは友人と一緒に作っているので、客観的にプロデュースできるのも共同作業のおかげだと思います。実は電話取材を受けているいまも、彼が隣に居てくれています。
――なるほど、2人組ユニットだったのですね!
たかだ:最初は自分1人で作っていたのですが、活動の幅が広がってきたので、仲のいい友だちに協力を依頼しました。
1人で作業していると自己満足で終わってしまうことも、2人で作るとちゃんと悪い部分が見えるんです。
――(電話口から)ご友人の方は、協力依頼をされたときどんな気持ちでしたか?
友人:最初は断りました(笑)。というのも、たかだは何かをやろうとするときに、手を抜かないタイプなんです。だからこそ成功する人間だと思っていて。
一方自分はそういう性格じゃないので、足を引っ張るのではと思い……。でも話をするうちにたのしくなってきたので、いまは一緒に作業しています。
――ちなみに動画のクマは、たかださんとご友人を表しているのでしょうか。
たかだ:あ、そうです……! ちなみにケツを叩かれているほうのクマが自分です(笑)。
――では最後に、今後の展望やチャレンジしたいことを教えてください。
たかだ:トップクリエイターの方々は、スタンプという枠をこえてグッズやアニメーションなど幅広くご活躍されているので、今後自分も追いつけるよう努力したいです。
そして「動き重視」のクリエイターという強みをいかし、ユニークなスタンプを発信できるようがんばります!
――ありがとうございました!
読者プレゼント
インタビュー掲載を記念して、たかださんの「けたクマパーカー」とサイン色紙をプレゼント!
【けたたましく動くクマ】大パニックパーカー ネイビー/Lサイズ
【けたたましく動くクマ】大パニックパーカー ネイビー/Lサイズ
直筆のサイン色紙もセットでお贈りします。
キャンペーン実施期間:
2017年2月15日(水)~2月22日(水)23時59分まで
キャンペーン期間の表記に誤りがありました。訂正してお詫び申し上げます。
※2017年2月21日(火)訂正
応募条件:
1. クリエイターズマーケットの公式Twitter(@LINECreatorsMKT)をフォローしていること。
2. 上記アカウントの「たかださんプレゼントツイート」をリツイートしていること。
当選者発表方法:
TwitterのDMより、個別でメッセージを送信いたします。
プロフィール
たかだ
20代前半。愛知県在住の大学生。
アニメーションスタンプ「けたたましく動くクマ」が話題を呼び、2016年のLINE Creators Stamp AWARD 2016にて特別賞を受賞。
現在は、ミュージックビデオの制作やグッズ展開など、クリエイターとして活動の幅を広げている。
Twitter: