晴天に恵まれた12月5日、東京・六本木にあるニコファーレで「LINE Creators Stamp AWARD 2016」を開催しました。
3回目の開催となるこのイベントには、数々の人気スタンプを生み出したクリエイターが参加しました。今回はその模様をレポートします。
3回目の開催となるこのイベントには、数々の人気スタンプを生み出したクリエイターが参加しました。今回はその模様をレポートします。
クイズ企画であたたまろう
授賞式の模様は後半から。まずは「イラスト連想クイズ」からイベントがスタートしました。司会を務めたLINEスタッフとすた・うぷ郎さん(右)。
このコーナーは、会場に集まったクリエイターの中から有志を募り、そのクリエイターが描くイラストをヒントに4択クイズに回答するという企画でした。テーブルごとのチーム対抗戦です。
ヒントとなるイラストを担当したのは、自ら挙手して名乗りを上げたこちらのマスクマン。「目が笑っていない着ぐるみたち」シリーズのポテ豆さんです。
クリエイター着せかえやスタンプに関するクイズが続く中、第4問は「今年の芸能人特別賞の受賞者は?」という質問でした。
4人の芸能人の名前があがり、各テーブルが回答の番号札を上げると、華やかなファンファーレと共に、正解の人物が登場しました。
のんさんが制作したクリエイターズスタンプは、「黄色いワンピースのワルイちゃん」 。
「“のん”という名前になってから、“女優、創作あーちすと”という肩書を名乗っているんです。その第一歩としてスタンプを作りたかった」と制作のきっかけを教えてくれました。
「“のん”という名前になってから、“女優、創作あーちすと”という肩書を名乗っているんです。その第一歩としてスタンプを作りたかった」と制作のきっかけを教えてくれました。
さらに、「ワルイちゃんとは何者なのか?」という質問には、「スタンプを制作するために生み出したキャラクターで、名前の通りいたずら好きな悪い女の子です(笑)。お気に入りは、パンツとブラジャーを振り回しているスタンプ……あれは悪いですね」と笑顔。そのキュートな姿にMCはタジタジ、会場のクリエイターは拍手喝采となりました。
クイズはさらに続きます。
第5問は、「次回のスタンプコンテストのテーマとなっている著名人は?」という質問。それに対するポテ豆さんのヒントはこちら。
シンプル!!
そして正解は、いまブレイク中のピコ太郎さんでした!
動画でメッセージを寄せてくれたピコ太郎さんは、「(クイズの)正解はわたくし、落合博満でした。あはっ! ……中日の4番の名前を言ってしまいました。正解はわたくし、ピコ太郎でした!」と軽快なトークで、スタンプコンテストをPRしてくれました。
ピコ太郎さんのスタンプコンテストの詳細はこちらです。
⇒「ピコ太郎」の公式スタンプを作ってくれるクリエイターを大募集!
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いよいよ受賞者の発表
クイズで会場があたたまった後は、いよいよ各賞の発表です。まずは今回から新設された「新人賞」「特別賞」の受賞者から。
新人賞は「期間内(2015年10月1日~2016年9月30日)に初めてスタンプをリリースしたクリエイターにおいて、スタンプに新たな価値を提供し話題となったスタンプの中からLINE株式会社が選定した上位10個のクリエイターズスタンプを選出。その中でユーザー投票の得票数が最も多かったクリエイター」。
特別賞は「新人賞にノミネートされた中から、クリエイターズマーケットに多大な影響を与えたクリエイター。ファン投票によって選出」というコンセプトに基づくセレクションになりました。
特別賞は「新人賞にノミネートされた中から、クリエイターズマーケットに多大な影響を与えたクリエイター。ファン投票によって選出」というコンセプトに基づくセレクションになりました。
■特別賞
スタイル抜群のクマが高速で動くユニークなスタンプを生み出したたかださんは「普段から友達とノリで変な動きをするのが好きなんです」とスタンプ制作秘話を披露。
さらに、「受賞の喜びは言葉に表せない」ということで……、
「けたたましく動くクマ」と同様に体を使って表現してくれました。
■新人賞
また、ビーバーズのお二人は「2人ともイラストレーターではありませんが、2人で企画を出し合って制作しています。今回は『吹き出しに―』で賞をいただきましたが、一番推したいのは『パンダのぱん太と熊谷さん』というスタンプです」(男性)とのことでした。
そしていよいよ、グランプリ、準グランプリの発表です。
プレゼンターを務めたのは、昨年の受賞者のsakumaruさん、カナヘイさん、ポテ豆さん、decosmithさん(の弟さん)。
■準グランプリ(3作品)
左からカナヘイさん、ヨッシースタンプのお二人。不思議なパーティのような絵面です。
ご夫婦でスタンプ制作をされているヨッシースタンプさんは、ご主人がイラストを担当。その制作を支えている奥様が「賞をいただけたのは応援してくださったみなさんのおかげです。ありがとうございました」と丁寧にごあいさつされ、コンビネーションの良さがうかがわれました。
■準グランプリ(3作品)
左からdecosmithさん(の弟)、もふ屋さん。
生配信したLINE LIVEでも熱烈な応援コメントを受けていたもふ屋さんは、「本当に光栄な賞をいただけてうれしいです。本当はグランプリを狙っていたんですけど、これだけ素晴らしいクリエイターの皆さんがいる中でこの賞をいただけたことに感謝しております」と本音を交えつつ、受賞の喜びを語ってくれました。
■準グランプリ(3作品)
昨年、グランプリを受賞したsakumaruさん。「本当はグランプリを取りたかったんですけど、準グランプリもうれしいです。ありがとうございます!」とコメントし、盛大な拍手を受けていました。うさまるとコニーのレアな共演!
■グランプリ
・カナヘイのうさぎがいっぱい (クリエイター:カナヘイ) 左からsakumaruさん、カナヘイさん。お二人は受賞者であり、プレゼンターでもあり、と大忙しでした。
グランプリ受賞のお祝いに駆け付けたのは、カナヘイさんのキャラクター「うさぎ」。
ゆっくりと、ぴょこぴょこと登壇する姿は愛嬌たっぷりで、会場からは「かわいい~!」という声が聞かれました。
うん。大きい。
うさぎの登場に大喜びしていたカナヘイさん。受賞のコメントを求められると、感極まった様子でした。
「どうしよう……。ついさっきまで、『賞を取れずに悔しがっているうさぎとピスケ』を描こうと頭の中で思っていたので……もう長いこと活動させていただいているんですけど、本当に……LINEスタンプで……あらためて……ピスケやうさぎをいろんな方にかわいがっていただいて……本当にみなさんありがとうございます」と言葉を詰まらせていました。
そのスピーチを聞いて、司会のスタッフも、思わずもらい泣き……。
スタンプアワードは、今年も大盛況のうちに幕を閉じました。ユーザー投票に参加してくださった皆さま、LINE LIVEでハートを連打してくれた皆さま、そして、クリエイターズスタンプを愛してくれている皆さま、本当にありがとうございました!
来場クリエイターのお話
イベント終了後に、来場してくれたクリエイターにお話をうかがいました。
▼カナヘイさん
「自分のキャラクターをこんなに愛していただいて、ユーザーの皆さんに対する感謝の気持ちしかありません。年末年始のイベント(カナヘイのゆるっとTown 小動物のいる街に みんなを魔法でご招待)でうさぎの着ぐるみに触ってみてください。すっごく柔らかくて気持ちいいんですよ。着ぐるみの中身は……アルバイトのうさぎです(笑)」
▼sakumaruさん
「来年もより一層頑張りたいと思います。現在、ピンク色の着せかえをリリースさせていただいているんですけど、『男性向けにも作ってほしい!』という声をいただいているので、ぜひ制作したいと考えています」
▼もふ屋さん「多くのクリエイターの皆さんに負けないよう、今後も頑張ります。まだ僕は“動くスタンプ”をひとつもリリースしていないので、2017年はぜひ挑戦したいと思っています」
▼たかださん
「自分はまだ学生なので、学生のノリを忘れずに楽しみながらスタンプ制作を続けていきたいです!」
▼decosmithさんの弟(右)
「今回はプレゼンターとして登壇させていただきましたが、docosmithの作品はノミネートされなかったので、来年は賞を取れるように……姉に描かせます(笑)」
▼アメヒロさん
▼アメヒロさん
「やっぱりsakumaruさんとカナヘイさんの壁は高いなと実感しました。ほかのクリエイターさんと切磋琢磨しながら、お二人に挑んでいきたいと思います!」
現場からは以上です。少し気が早いかもしれませんが、2017年もクリエイターズマーケットをよろしくお願いいたします!
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