「クリエイターズスタンプが縁で、結婚することになりました」。
クリエイターズマーケットの事務局に、こんなステキなご報告をいただきました! 連絡をくれたのは、「ふっかちゃん 埼玉県深谷市キャラクター」のスタンプを手掛けたクリエイター、Office132さん。
スタンプを購入してくれた女性ユーザーとの、メッセージのやりとりがキッカケで交際に発展。とんとん拍子で結婚まで至ったんだそうです。さっそく電話取材をして、幸せなお二人の話を聞きました。

クリエイターズマーケットの事務局に、こんなステキなご報告をいただきました! 連絡をくれたのは、「ふっかちゃん 埼玉県深谷市キャラクター」のスタンプを手掛けたクリエイター、Office132さん。
スタンプを購入してくれた女性ユーザーとの、メッセージのやりとりがキッカケで交際に発展。とんとん拍子で結婚まで至ったんだそうです。さっそく電話取材をして、幸せなお二人の話を聞きました。

スタンプ宣伝のためにTwitterを始めたら彼女がフォロー
――奥様との出会いのキッカケになったのは、どんなスタンプですか?
Office132:埼玉県深谷市の公式キャラクター「ふっかちゃん」のスタンプです。
副業として、ふっかちゃんのTシャツを販売していたこともあり、クリエイターズスタンプのサービスが始まって、すぐにスタンプを作ろうと考えました。
深谷市から許可をもらって、自治体の公式キャラクターのなかで、最初にスタンプをリリースできたんです。
■ふっかちゃん 埼玉県深谷市キャラクター
副業として、ふっかちゃんのTシャツを販売していたこともあり、クリエイターズスタンプのサービスが始まって、すぐにスタンプを作ろうと考えました。
深谷市から許可をもらって、自治体の公式キャラクターのなかで、最初にスタンプをリリースできたんです。
■ふっかちゃん 埼玉県深谷市キャラクター
――ということは、Office132さんは深谷市に関係する立場の方ですか?
Office132:よく聞かれるんですが、違います。僕は九州に在住していて、とくに深谷市と関係があるわけではありません。
じつは自治体の公式キャラクターって、許可さえもらえば誰でも使用できるんですよ。
じつは自治体の公式キャラクターって、許可さえもらえば誰でも使用できるんですよ。
――それは知りませんでした!
Office132:九州に住んでいながら、ふっかちゃんのTシャツやスタンプを作成したのは、単純に僕自身がふっかちゃんのファンだからです。
ただ、この時はクリエイターズスタンプのサービスが始まったばかりだったので、申請方法や承認を得る基準、コツなどがよくわかりませんでした。そこで、情報を集めるために他のクリエイターさんとつながって、スタンプ作成にかかわるまとめ記事を作りました。
ただ、この時はクリエイターズスタンプのサービスが始まったばかりだったので、申請方法や承認を得る基準、コツなどがよくわかりませんでした。そこで、情報を集めるために他のクリエイターさんとつながって、スタンプ作成にかかわるまとめ記事を作りました。
同じころ、ふっかちゃんスタンプを宣伝するためのTwitterを始めたんです。このとき、フォロワーになってくれたのが現在の妻。彼女から最初にもらったリプライは「ふっかちゃんスタンプ、いつも使っています」というものでした。
――そのリプライが運命の出会いにつながるとは……。
Office132:まったく想像していません。彼女はふっかちゃんファンとしてリプライを送り、僕はクリエイターとして、普通に「ありがとう」と返事をした。その後、やりとりが増えてきたので、Twitterのダイレクトメッセージを使うことにしたんです。
――直接メッセージをやりとりすると、距離が縮まりますよね。
Office132:そうですよね。おそらく、このころからお互いになんとなく好感を抱いていたと思います。自然な流れでLINEのIDを交換して、その後はLINEでやりとりするようになりました。
直接会う前に伝えなければならない事実が……
――どのような経緯で、奥様と会うことになったのでしょうか?
Office132:なんと、彼女の自宅は九州で、僕の家の近くだったんですよ。彼女は、僕がふっかちゃんスタンプのクリエイターなので、埼玉県に住んでいると思っていたらしいですが。一気に話が盛り上がり、会いたい気持ちが高まりました。
――遠くに住んでいると思っていた相手が、すぐ近くにいるなんて! で、ぜひ会いましょうと。
Office132:ただその前に、彼女に伝えなければならないことがありました。じつは、僕は彼女よりも20歳も年上。そして、離婚歴があって子どももいます。もっといえば、彼女と僕の子どもの年齢はほとんど同じ……。
黙っているのはだましているようだったので、会う前にきちんと伝えました。
黙っているのはだましているようだったので、会う前にきちんと伝えました。
――誠実なお人柄が伝わります。今まで、年の差婚を考えたことはあったんですか?
Office132:まったくありません。20歳、30歳差のご夫婦の話は聞いたことはあるけれど、まさか自分がそうなるなんて。そういった意味でも、LINEスタンプがなかったら生まれなかった縁だと思います。
――20歳の年齢差があると聞いたとき、奥様の反応はいかがでしたか?
Office132:じつは今、妻が近くにいるので、直接聞いてみてください。自分の口からはなかなか(笑)。
奥様:そうですね、同世代くらいだと思っていたので、20歳差と聞いたときは驚きましたよ。だけど実際会ってみると、彼はとても若々しく見えたんです。話しているうちに年齢差はまったく気にならなくなりましたね。
――メッセージをやりとりされてから実際に会うまでの期間は?
奥様:いちばんはじめにメッセージを送ったのが12月で、実際に会うことになったのは5月です。近くに住んでいると判明して、会ってみたいという気持ちが大きくなりました。
その後も、彼はひんぱんにLINEをくれて、ずっとメッセージを送り合っていたんです。そのあたりも距離が縮まった大きな理由で、初めてのデートから1カ月でお付き合いすることになりました。
その後も、彼はひんぱんにLINEをくれて、ずっとメッセージを送り合っていたんです。そのあたりも距離が縮まった大きな理由で、初めてのデートから1カ月でお付き合いすることになりました。
――ついに先日、LINEスタンプではじまった恋を実らせ、結婚式を挙げたと伺いました。
Office132:僕らを結び付けてくれたのは、LINEスタンプとふっかちゃん。特別な思いがありますから、披露宴では高砂にふっかちゃんのぬいぐるみを、会場の入り口には妻が好きな「うさまる」のぬいぐるみをウエルカムベアの代わりに置きました。

妻がお母さんに贈ったプレゼントも、ウェイトベア(※子どもの出生体重と同じ重さのテディベアのこと)ならぬウェイトうさまる。さらに、ふっかちゃんからお祝いの手紙が届いたりして、思い出深い式になりました。


妻がお母さんに贈ったプレゼントも、ウェイトベア(※子どもの出生体重と同じ重さのテディベアのこと)ならぬウェイトうさまる。さらに、ふっかちゃんからお祝いの手紙が届いたりして、思い出深い式になりました。

現在、奥様のおなかには赤ちゃんがいるということで、幸せいっぱいの日々を過ごされているお二人。出会いはどこに転がっているかわかりません。婚活中の皆さんは、Office132さんにあやかって、スタンプ作りにトライしてみては……?
Office132さん、ステキなエピソードを、ありがとうございました! 末永くお幸せに。
Office132さん、ステキなエピソードを、ありがとうございました! 末永くお幸せに。
プロフィール
40代後半。九州在住の会社員。趣味でデザインを勉強していたこともあり、オリジナルのスタンプを続々リリース中。