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お笑い芸人にとどまらず、映画監督、作家、役者としての顔も持つ才人、品川祐さん。プライベートではLINEを使いまくり、公式アカウントの友だち数は20万人を超えています。そんな品川さんのLINE活用法とは……?

今回は、好みのクリエイターズスタンプを使って、実際に芸人仲間とトークしてもらう企画を実施! 5月16日公開の監督最新作「Zアイランド」についても話を聞きました。

●LINEがなかったらジムに行ってないかも


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――かなりLINEを使い倒しているようですね。

品川:嫁とは毎日やり取りしています。マネージャーとの連絡もLINEですね。

――スタンプも?

品川:かなり買ってますよ。マンガが多いかな。「ONE PIECE」「ドラゴンボール」「北斗の拳」「行け!稲中卓球部」「ゴルゴ13」。あとは芸人スタンプも。

北斗の拳
ken

ドラゴンボール
dora


それと、LINEグループがめっちゃ便利なので、芸人仲間との連絡でかなり活用しています。

――どんなグループを作っているんですか。

品川:たとえば、スポーツジムの「ゴールドジム」に行く仲間でグループを作ってます。「今日、一緒に行ける人~」と投げて、返信があった人とジムで落ち合う。

■グループ「ゴールドジム」のメンバー
・陣内智則
・レイザーラモンHG
・チュートリアルの徳井
・ジャングルポケットの太田、斉藤
・タイムボムのニック
・ハマカーンの浜谷
・オリエンタルラジオの藤森
・ニブンノゴ!の宮地
・上地雄輔
・小島よしお
・オードリーの春日

半分以上は幽霊部員ですが(笑)。

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――上下関係の厳しい芸人さん同士だと、先輩からの誘いは断りづらいんじゃないですか。

品川:いえ、都合がつかなかったら後輩でも「既読スルーでOK」というルールにしてるんです。まあ、僕だったら今田耕司さんや木村祐一さんといった先輩からのLINEには絶対に返信して、最後は必ず自分で終わるようにしてますけどね(笑)。

ともかく、自分の行かない日にみんながジムで汗を流していると、「そろそろ行かなきゃな」って気になるので、サボり防止にはいいですよ。僕、LINEがなかったらジムに通っていないかもしれません。

――他にはどんなグループがあるんですか。

品川:今日飲みに行ける人を誘う「ひょうきんな後輩」グループとかですね。ジムのメンバーともかぶっていますが、ジャルジャルの後藤やフルーツポンチの村上なんかがいます。

――相方の庄司智春さんとは?

品川:そもそも、あいつがLINEをやってるかどうかを知りません(笑)

●無言スタンプで後輩をあしらう


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――では、お好きなクリエイターズスタンプをお買い上げいただいて、誰かに送ってもらってもいいですか。

品川:これは人気順に並んでるんですね。じゃあ、「マッスル返信」「まがおくん」「うざ顔対応」にします。

――「マッスル返信」、暑苦しそうですね(笑)。

mas

品川:
グループ宛てでもいいんですよね。これは肉体系なので、「ゴールドジム」グループに投げましょうか。

――「まがおくん」はずいぶん無愛想というか、ドライですね。

mag

品川:
こういうの好きなんです。僕、いちばん使うスタンプは「ゴルゴ13」の無表情のやつなんですよ。

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LINE上でボケてくる後輩芸人がけっこうウザいので(笑)、これで返すのが一番。こないだもギンナナのキクチが卑猥な写真を送りつけてきてですね。

――うわあ、これはとても載せられないですね……。

品川:でしょう。だから「まがおくん」みたいな無言スタンプとか、「うざ顔対応」みたいに軽くあしらうスタンプがうってつけなんですよ。これは「ひょうきんな後輩」グループに投げますね。

――「よしもと芸人vol.2」のご自分のスタンプも使うんですか?

shina

品川:
使いますよ。「どうした!?」がレスに使いやすいんです。スタンプのいいところって、言葉が入ってるところじゃないですか。

たとえば、「いや、知らん」なんて文言のスタンプがあったら、後輩が絡んできたときに多用するんですけど。……っていうか、さっきのスタンプに誰も返してこないですね(笑)。

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――もし返信がないと、けっこう寂しい記事になってしまいますけど……。

品川:ちょっと、トイレに行って落ち着いてきます(笑)。

●“泣ける”ゾンビ映画を監督


――ええと、返信は気長に待つとして、監督最新作「Zアイランド」(5月16日公開)の長期ロケ撮影中も、ご家族とLINEでやり取りされていたんですか?

品川:ええ。5歳になる娘が今日何をしていたかを、嫁が毎日報告してくれるんですよ。お返しに、撮影現場から僕の自撮り動画を娘宛てに送ったり。

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――「Zアイランド」は品川さん書きおろし脚本のゾンビものですが、前々からゾンビものをやりたかったんですか?

品川:ええ。「ドロップ」(09)で監督デビューができたので、いずれはヤクザとゾンビの対決ものをやりたいと周囲に言っていました。誰も相手にしてくれませんでしたけど(笑)。

そうしたら今回、哀川翔さんに芸能生活30周年記念作品を撮らないかと声をかけていただいて。これはチャンスだと思い、ヤクザとゾンビの対決なんですけどって言ったら「いいねぇ、それ!」と即決してくれたんです。

――ゾンビ映画なのに、家族愛もしっかり描かれてますよね。

品川:家族愛、極道社会の兄弟愛、友情、恋愛といった、人間と人間の関係性に生じる感情の描写には特に力を入れました。

――じゃあ、写真もホラー風の雰囲気で撮りましょうか。

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(撮影後……)

品川:あっ、返信来ました! よかった……。徳井さん(チュートリアル)から来てますね。これはニック(タイムボム)が飼ってる猫なのかな。マッスルとは一切関係ないですけど。

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――
かわいい……。とても愛を感じる返信ですね。

品川:こっちは天津の木村からですね。そりゃ、こうなるよな(笑)。

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――お騒がせしました(笑)。ともあれ、企画が成立してよかったです。最後に動画で感想コメントをください!


■品川祐さんのコメント動画

 
品川 祐 (しながわ ひろし)
1972年4月26日生まれ。お笑いコンビ品川庄司のボケ担当。23歳のとき東京吉本総合芸能学院(東京NSC)に第1期生として入り、1995年に同期の庄司智春と品川庄司を結成、現在に至る。無類のガンダム好き、不良マンガ好き、家電好き。2008年には品川ヒロシ名義で執筆した小説「ドロップ」を長編初監督。以降、「漫才ギャング」(11)「サンブンノイチ」(14)といった作品で映画監督としての評価を確立する。

作品情報
映画「Zアイランド」(監督・脚本)
2015年5月16日(土)、全国ロードショー
公式サイト:http://www.z-island.jp

【撮影/大川晋児 取材・文/稲田豊史】


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